開放的な天端からは、秩父盆地と赤城山がよく見えます。堤体上部に付加されたオープンスパンドレル風(相模川・小倉橋のような上路開腹アーチ)の意匠は、2代目秩父橋に由来することがダムカードに書かれています。
景観性を意識した意匠設計により、コンクリート巨大構造物にありがちな冷たさや重々しさが少し軽減されています。清水バイパスやエレベーターなどの、水質保全や観察環境向上に役立つ設備があることも評価できる ...
美しい山あいの中にあるダムです。重力式コンクリートダムとしては日本で二番目の高さを誇るだけあって、近くで見るとそのスケールの大きさに驚きました。ダム内部を無料で見ることができ、資料館「うららぴあ」ではダムについての資料も展示されていました。食堂ではダムカレーも頂けます。家族やカップルでも楽しみながらダム見学ができます。
管理所でノートに名前と住所(区・市まで)を記入するとダムカードがもらえます。内部も見学ができ見晴らしも最高です。食堂では、ダムから下流域をガラス越しに見ながらダムカレーが味わえます。
秩父市の市街地からそれほど距離はなく急峻なイメージはないものの、156mの堤高は日本有数で天端からの眺めは開放的。
天端や駐車場では時折イベントも開催され賑わいを見せる。