どうして彼らがそういう行動に出たのか、そこに至るまでの背景や心情が丁寧に描かれていて良かったです。
ミステリーというよりヒューマンドラマとして見ていました。
最初から事件のクライマックスの回想があり、徐々にそれに近づいていく過程がまあそれなりに楽しめたかな。そんなに面白くなかったような気がするけど、それでも気になって最後までみてしまった。
ただ、サスペンスとしての盛り上げ方がもう少し欲しかったが小説が原作ということでしかたないかな。
出演者も演技に申し分ない方々でとても良かった。
特に三浦友和さん筆頭に脇役が素晴らしかった。
全体的な切なさは、脇役の人たちの演技に支えられたものだと思う。
夜行観覧車、Nのために、次はどの原作がドラマ化されるか非常に楽しみだ。
最初配役に違和感があったけど見ているうちに気にならなくなった、ストーリーがおもしろいからだろうか。でも明るさがない、どうしようもない現実があるだけのストーリーで見ていて悲しくなってくる。