いしかりと比べて内装などに暖かみのある色彩や木を使っているのが個人的に好み。船内シアターなどの施設充実度は言うまでもないが、いしかりが新造されるまで、日本のフェリーオブジイヤーを連続受賞している船舶だけあります。いしかりとくらべても特に古さも感じず、ゆったりとした時間を過ごす上では暖かみのある内装などポイントが高い。
この時は仙台→名古屋間で利用させていただきました。太平洋フェリーの中では最も新しい新造船であり、船内施設は充実の一言です。時間に余裕があれば、苫小牧から名古屋までの航路で利用をお奨めしますが、船中2泊は現代人にはなかなか難しいかもです。仙台→名古屋、仙台→苫小牧航路での利用が現実的でしょうか。
3船の中では一番旧式の船体の為、少々昭和感なども感じますが、それでもそこは太平洋フェリー。ゆったりとした船旅を体感できます。トピックスとしては太平洋フェリーの中では唯一といってよいフォワードサロンがあることでしょうか。季節や時間の制約はありますが、船体前方を眺めながらの船旅を楽しむ事がポイントです。(2016/01/11)