小豆島行きのフェリーは他にも神戸、日生、岡山、高松から出ていますが、京阪神方面からも岡山県東部からもアクセスしやすい場所に港があるので、いつもお客様がたくさん利用されています。客室にはリクライニングシート席やゴロ寝可能なじゅうたんスペースもあるので、ゆっくり快適に過ごせます。途中見える家島諸島の眺めを夕日と共に見るのは最高です。
この時は仙台→名古屋間で利用させていただきました。太平洋フェリーの中では最も新しい新造船であり、船内施設は充実の一言です。時間に余裕があれば、苫小牧から名古屋までの航路で利用をお奨めしますが、船中2泊は現代人にはなかなか難しいかもです。仙台→名古屋、仙台→苫小牧航路での利用が現実的でしょうか。
そもそもこの航路は日本近海というよりは、東シナ海のいわゆる外洋にあたります。高速船も就航している同航路ですが、外洋特有の波の高さなどで良く欠航します。そんな中、この貨客船のフェリー波照間は荒波の中を突き進む強者なのです。船内施設などには格別のものは見当たりませんが、この航路に乗る事に意味があります。乗り心地は外洋だけに覚悟が必要な時が多いです。船酔い持ちの方はご遠慮下さい。
3船の中では一番旧式の船体の為、少々昭和感なども感じますが、それでもそこは太平洋フェリー。ゆったりとした船旅を体感できます。トピックスとしては太平洋フェリーの中では唯一といってよいフォワードサロンがあることでしょうか。季節や時間の制約はありますが、船体前方を眺めながらの船旅を楽しむ事がポイントです。(2016/01/11)
いしかりと比べて内装などに暖かみのある色彩や木を使っているのが個人的に好み。船内シアターなどの施設充実度は言うまでもないが、いしかりが新造されるまで、日本のフェリーオブジイヤーを連続受賞している船舶だけあります。いしかりとくらべても特に古さも感じず、ゆったりとした時間を過ごす上では暖かみのある内装などポイントが高い。
仕事がら全国各地へ出張してます。時間によるのですが、できるだけ船旅を行程に加えてちょっとした楽しみにしてます。
バイクと車で旅するのが好きです。
はじめまして管理人です。