自殺に失敗した人々が連れて来られる離島で生きていく物語ですが、人間の本能をむき出しにしたリアルさが描かれて迫力があります。人が集まれば平和に共生できるわけがありません。必ず争い起こります。理性と本能、善悪を考えさせられるのが自殺島です。
自殺未遂者がひとつの島に集められ~という内容。
設定倒れしないかなーと少しハラハラしながら読んでましたが、そんなことはなかった!少しの希望を繋いでく主人公がカッコイイ!!絵はちょっとだけ苦手かな・・・
無法の無人島での生活の中で自殺未遂者たちはどんな社会を築くのか。この島の目的はなんなのか?
無人島での生活は人類の歴史を見ているよう。自営のために武器をつくり攻撃的な別集団にはときに先手で襲撃せざるを得ない。どちらか一方に独裁者がいると戦争は起きてしまうのか
社会の成り立ち、ルールの必要性、別集団との対立など当事者視点で考えさせられる。生きることの意味とはなんだろう。
いよいよ完結したようなの ...