以前にテレビでみた。テレビドラマをみてレビューを書きたい、この気持ちを記録したいと思った作品。レポカボックスを作ろうと思ったきっかけでもあるかもしれない。
どの回も最初は相手側の主張が最もだと感じつつも、古美門研介の弁論を聞いているといつの間にか主観が変わり、自分の偏見に気づかされる。狭い範囲の表面的なところしか見れていないことに気づかされる。
ラスト2話は特に面白かった。担当弁護士から外されてからの復帰。調子に乗った若い奴を完全にやっつける。言ってる内容もめちゃくちゃ深い。「本当の悪魔とは巨大に膨れ上がったときの民意だよ」
無敵のようでいてときに苦戦。それでもなんとかしてしまう強さ。頭いいしかっこいいし尊敬してしまう。
第3シーズンをテレビでみて面白かったのでDVDを借りて少し前に見た。最終話は特にやばかった。
自分でわざわざ遠くから呼び寄せた難病患者の手術が外科統括部長の蛭間の嫌がらせによりできなくなったとき、珍しく手術以外で頭を使って蛭間を間接的に動し「手術させてやる」と言わせたあとの「それが人にものを頼む態度かしら?」は鳥肌もの。
出世や手柄に興味がなく普段は手術さえできれば患者にも病院にも恩をうる感じではなかったのに、このときは蛭間に頭を下げさせた。手術を担当することは本人の強い希望でもあったけれど、自分に手術をさせるしかない状況でこれまでのうっぷんを晴らすかのように言い放ったのは意外性もあってドキドキした。